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Channel: 映画の感想文日記
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① 『ドラゴン・タトゥーの女』(デヴィッド・フィンチャー監督)。
 センスの良さが炸裂するシーンがいくつかあって、カッコいい。クリストファー・プラマーよりは、マックス・フォン・シドーの方がが最適なキャスティングだったような気がしたが。

② 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(スティーヴン・ダルドリー監督)
 原作は素晴らしいらしいが、映画はいまいち(いまさんぐらい、ひと言で超つまらない。)。マックス・フォン・シドーの若々しさ、青年の頃の面影を残した老人演技には感銘を受けた。

③ 『永遠の僕たち』(ガス・ヴァン・サント監督)
 期待していなかっただけに、これにはやられた。感動して身体が震えるほどだったが、ちょっと待てよ、これは『ハロルドとモード』のリメイクなのか、パクリなのか、などといろいろ考えさせられた。
 それにしても素晴らしい映画。
映画の感想文日記-restless
2011 Sony Pictures Entertainment Inc.

④ 『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(ハル・アシュビー監督)
 やはり、これは怪奇な映画だ。しかも傑作だった。この作品一本で伝説の俳優となったバッド・コートの一世一代の怪演技も素晴らしい。

⑤ 『ロンドン・ブルバード』(ウィリアム・モナハン監督)
 この手の破滅型の主人公によるノワール風の映画は嫌いにはなれないので、そこそこに楽しかったが、キーラ・ナイトレイがいまいちで、コリン・ファレルの健闘もむなしく中途半端な印象が残った。
 コリン・ファレルがビッチな女性記者をならず者たちから守った後、パーティー会場に入るシーンで、カッコいいギターの音とともにローリング・ストーンズの『ストレイキャット・ブルース』が流れるときの鳥肌が立つほどのカッコ良さで全部許せる気にはなった。
 これは『ミーン・ストリート』(マーティン・スコセッシ監督)でジョニー・ボーイ(ロバート・デ・ニーロ)が登場する際に使われた『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』に匹敵するカッコ良さだった。
 ロックを聴かなくなって久しいので、たまに聴くと異常にカッコ良く感じるせいもある。
映画の感想文日記-boulevard
 2010 GK FILMS. LONDON BOULEVARD.

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