★ 『九月の冗談クラブバンド』
1982年。日本アート・シアター・ギルド。 長崎俊一監督・脚本・編集。 今から20年以上前、学生時代に京都市内のどこか、京一会館か京大西部講堂か市民センターのようなところだったかで見て、全く意味が分からずに気になっていた映画だった。DVDがいつの間にか発売されていたので見てみた。...
View Article★ 『セイフ ヘイヴン』
2013年。アメリカ。"SAFE HAVEN". ラッセ・ハルストレム監督。ニコラス・スパークス原作・製作。 ノースカロライナ州のサウスポートという小さな港町を舞台に、何らかの事情でボストンから逃げてきた女とシングルファザーの男とが出会って激しい恋におちて燃え上がるさまを犯罪サスペンスの形式で描いた物語。...
View Article★ 『舟を編む』
2013年。「舟を編む」製作委員会。松竹/アスミック・エース。 石井裕也監督。三浦しをん原作。 松田龍平が演じる馬締(まじめ)と宮﨑あおいが演じる香具矢との恋とその後の結婚生活を描きながら新しい辞書を発行するまでの十数年間の物語だったが、 何か変な映画だった。しかし、これはロマンチック・コメディの一種だと考えると、素晴らしい作品にも思われてくる不思議な魅力を持っている。...
View Article★ 『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』
2013年。「探偵はBARにいる2」製作委員会/東映。 橋本一監督。東直己原作。 今はもう映画でしか見ることが不可能になった煙草を吸うシーンがあちこちにみかけられるだけでも大変に貴重でありがたいものとなった、札幌を舞台にして私立探偵の活躍を描くリアリティゼロのファンタジー映画だった。...
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View Article★ 『ウォールフラワー』
2012年。アメリカ。"The Perks Of Being A Wallflower". スティーヴン・チョボスキー監督・脚本・原作。 『ウォールフラワー』という青春映画の試写会があった。 原作がアメリカ本国で評価が高いらしく、読んでみたいような気がするが、映画自体は微妙な感じだった。...
View Article★ 『ルームメイト』(2013日本)
2013年。「ルームメイト」製作委員会/東映。 古澤健監督・脚本。今邑彩原作。 この映画の感想は、ただ一言、「何て、素晴らしいのだろう!」ということだった。 それ以外の言説は単なるやっかみか、嫉妬心、要するに根本的にこの映画を理解していない人たちの言葉なので一顧だに値しないと断言できる、はずだ。...
View Article★ 『ジンジャーの朝 さよなら、私が愛した世界』
2012年。イギリス/デンマーク/カナダ/クロアチア。"GINGER & ROSA". サリー・ポッター監督・脚本。 1962年のロンドン、ジャズがクールでヒップで前衛で不良の音楽だった時代の二人の少女の思春期の苦しみや悩みを描いた物語。...
View Article★ 『建築学概論』
2012年。韓国。"ARCHITECTURE 101". イ・ヨンジュ監督・脚本。 この奇妙なタイトルを見てすぐに連想したのはモーリッツ・ブライブトロイ主演のドイツ映画、『素粒子』だった。あのひねくれた家族のドラマみたいなくせの強いドラマを予想していたら、まさかこんなに胸を締めつけられるように切ない恋愛映画だったとは。完全に不意打ちを食らったような気分になった。...
View Article★ 『セレステ&ジェシー』
2012年。アメリカ。"Celeste And Jesse Forever". リー・トランド・クリーガー監督。 大学時代からの親友で恋人だったセレステとジェシーはそのまま結婚したが、いつの頃からか別居して離婚することにしている。だが二人は親友同士であることに喜びを見出すようになり、いつも行動をともにする。...
View Article★ 『鑑定士と顔のない依頼人』
2013年。イタリア。"La Migliore Offerta". ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本。エンニオ・モリコーネ音楽。 ジェフリー・ラッシュとジム・スタージェスとの組み合わせを見た時点で物語の結末とそこに至る流れが判明してしまう、というのはキャスティングのミスにも見えるが、...
View Article★ 『アフターショック』
2012年。アメリカ/チリ。"AFTERSHOCK". ニコラス・ロペス監督・脚本。イーライ・ロス製作・主演。 チリのサンチャゴを訪れたアメリカ人観光客たちが突然の地震によってひどい目にあいながら死んでいくさまを描いたパニック映画。...
View Article★ 『ラッシュ/ プライドと友情』
2013年。アメリカ。"RUSH". ロン・ハワード監督。ピーター・モーガン脚本。 1976年のF1世界選手権でし烈な争いを繰り広げたピーター・ハントとニキ・ラウダの二人の関係を描いた物語。 クリス・ヘムズワースがピーター・ハントを、ダニエル・ブリュールがニキ・ラウダを演じる。...
View Article★ 『私にもできる! イケてる女の10(以上)のこと』
2013年。アメリカ。"TO DO LIST". マギー・ケアリー監督・脚本。 1993年のアメリカ西海岸の地方都市を舞台に、高校を卒業して大学入学までの夏休みをアルバイトをしながら過ごす女性の悩みや苦しみを笑いに昇華したコメディ映画。 設定がクリステン・スチュワート出演の『アドベンチャーランドへようこそ』に似ている。年代は昨年公開された『ウォールフラワー』と重なっている。...
View Article★ 『マンハッタン恋愛セラピー』
2006年。アメリカ。"GRAY MATTERS". スー・クレイマー監督・製作・脚本。 8年も前の映画がDVDストレートながらも新作として発売される。この作品はカルト映画の一種で一見平凡なラブコメみたいだが、完全なレズビアン映画で、ゲイの人々の共通の趣味である映画に対する愛情も強く、マニアックな映画ネタが全編に散りばめられているので、ゲイ的なものに寛容な映画ファンなら楽しく見ることが出来る。...
View Article★ 『ドン・ジョン』
2013年。アメリカ。"DON JON". ジョセフ・ゴードン=レヴィット監督・脚本・主演。 ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初監督作品が下ネタを主な動力源とするラブコメだったことには少しの感慨もありつつ、そうなるべくしてそうなったという印象が強い。 セス・ローゲンと共演したときにもジャド・アパトー・ギャングの一員になる日も近いのか、という予感のようなものはあった。...
View Article★ 『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』
2013年。アメリカ。"THIS IS THE END". セス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグ製作・監督・脚本。 ジェームズ・フランコの新築披露パーティーに多数のハリウッドスターが詰めかけていた。セス・ローゲンは親友のジェイ・バルシェルを誘ってパーティーに参加する。...
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