★ 『我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている』
2011年。ポニーキャニオン。 マッコイ斉藤監督。 愛すべきガールズ・ロックバンド、日本マドンナのギタリスト、まりな氏のブログが消えてしまった。『中原昌也 作業日誌2004→2007』以来の衝撃だったあの文章の連なりは保存されてはいないのだろうか。 つい最近発見して、いっきにほとんど読んでしまったので、まあいいか。...
View Article★ 『最強のふたり』
2011年。フランス。"INTOUCHABLES". エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督・脚本。 事故で首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラム出身の黒人青年との友情を描いた物語。実話にもとづいた物語で単なる感動ものの作品には終わらない、という評判だったが、...
View Article★ 『小悪魔はなぜモテる?!』
2010年。アメリカ。"EASY A". ウィル・グラック監督。 アメリカ文学の古典、ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』の舞台を、現代アメリカの高校に置き換えて学園コメディにした作品の日本語タイトルが『小悪魔はなぜモテる?』とはひどすぎないか。 と思ったら、元のタイトルの「イージーA」とは、すぐやらせてくれる女、やりまんというような俗語らしいので当たらずとも遠からずなのかもしれない。...
View Article★ 『バイオハザードⅤ:リトリビューション』
2012年。アメリカ。"RESIDENT EVIL : RETRIBUTION". ポール・W・S・アンダーソン監督・脚本。 シリーズの第5作目だったが、過去の4作品の物語の記憶がまったくない、アクション場面の断片的な記憶しかない、 しかし、それこそが『バイオハザード』シリーズの持ち味であり、わざわざ見に行くことの動機づけになっている。...
View Article★ 『プロメテウス』
2012年。アメリカ。"PROMETHEUS". リドリー・スコット監督・製作。 『バイオハザードⅤ:リトリビューション』を見た後、数日後にこの『プロメテウス』を見た。 評判のあまりよくない映画だったが、なぜか世にもすばらしい極上の娯楽芸術作品を経験したような気分になった。 キャッチコピーをつけるとすれば、「人類よ!これが映画だ!」とでもなるような気がする。...
View Article★ 『ミッドナイトFM』
2010年。韓国。"MIDNIGHT F.M.". キム・サンマン監督・脚本。 ユ・ジテが久しぶりにサイコ殺人鬼を演じるとなると、見逃すわけにはいかない。 しかも、舞台は深夜のラジオ局で謎めいた美人DJが、孤独な人々に話しかける『映画音楽室』というラジオ番組である。...
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View Article★ 終わってしまって残念、『高橋芳朗 HAPPYSAD』
ブログネタ:終わってしまって残念だった番組 参加中 2011年の4月から、2012年の9月まで、TBSラジオをキー局にして全国で放送されていた番組が終わってしまった。 音楽ライターの高橋芳朗氏が提唱する「アコガレ」という概念は、この番組では『甘酢ミュージック』というコーナーで、アシスタントをつとめるファッションモデル兼タレントの川瀬良子氏をも巻き込んで、混沌とした世界を現出させていたかに見えた。...
View Article★ 『鍵泥棒のメソッド』
2012年。「鍵泥棒のメソッド」製作委員会。 内田けんじ監督・脚本。 うんざりさせられるキャスティング、正直なところ、もはや、香川照之の顔や、堺雅人の顔を、お金を払ってまで見たいとは思わなくなった。 このふたりは比較的大きな予算の映画に出過ぎているために、何の商品価値もない状態にまでおとしめられている。 責任は俳優にはない。プロデューサーや監督を含めた製作委員会にある。...
View Article★ 『先生を流産させる会』
2011年。内藤組/SPOTTED PRODUCTIONS. "LET'S MAKE THE TEACHER HAVE A MISCARRIAGE CLUB". 内藤瑛亮監督・脚本・製作。 ちょっと話題になった映画だった。公開規模が小さく、反応は目立ちにくかったようだ。 タナダユキを、よりロベール・ブレッソン寄りにしたような印象がある。...
View Article★ 『ラスト・ラン/ 殺しの一匹狼』
ブログネタ:好きなアクション映画 参加中1971年。アメリカ。"THE LAST RUN". リチャード・フライシャー監督。ジェリー・ゴールドスミス音楽。スヴェン・ニクヴィスト撮影。 好きなアクション映画というと、すぐに思い出すのは、まだレンタル店の入荷のほとんどがVHSのビデオテープだったころに見た1970年代のアクション映画が多い。...
View Article★ 『そして友よ、静かに死ね』
2011年。フランス。"LES LYONNAIS". オリヴィエ・マルシャル監督・脚本。エドモン・ヴィダル原作。 近年のフレンチ・ネオ・ノワールの活況はいくつかの傑作を産み出してきたが、日本に輸入されたものだけに限ってもけっこう当たりハズレがあるようだった。...
View Article★ 『恋と愛の測り方』
2010年。アメリカ/フランス。"LAST NIGHT". マッシー・タジェディン監督・脚本。 結婚3年目の夫婦を含めた4人の男女の想いが交錯する切なさを描いた恋愛喜劇。 公開当時には目もくれない映画だった。しかし、これはいい。意外な拾い物の作品とは、こういう映画のことを言うのだろう。...
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View Article★ 『ボーン・レガシー』
2012年。アメリカ。"THE BOURNE LEGACY". トニー・ギルロイ監督・原案・脚本。 ジェレミー・レナーとは、どんな俳優なのか、『ハートロッカー』で突然脚光を浴びたときに、どこかで見た顔だと思ったら、『28週後』での頼りがいのある兵士役の男だった。脇役なので名前は気にしていなかったが、記憶に残る良い俳優だった。...
View Article★ 『ストリーマーズ/ 若き兵士たちの物語』
1983年。アメリカ。"STREAMERS". ロバート・アルトマン監督。デヴィッド・レーブ原作。 映画の冒頭のつかみとして使われているサイレント・ドリル・チームの演舞がカッコいい。このカッコ良さには抗えない魅力を感じる。...
View Article★ 『終の信託』
2012年。東宝。フジテレビジョン。その他。 周防正行監督・脚本。朔立木原作。 老いの気配が明らかになったもう若くはない女性、かつて美しかったと思われるその女性の皮膚がたるんで顔のつやもなくなった様子をカメラがとらえている。そこには若さにはない新しい美しさが存在し始めているように見える。...
View Article★ 『アウトレイジ ビヨンド』
2012年。ワーナーブラザース/オフィス・キタノその他。 北野武監督・脚本・編集・主演。 オープニングの、海上からクレーンで引き揚げられる黒塗りの乗用車に赤い文字で"OUTRAGE...
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